[製本・後加工 2022]製本・後加工会社の先進的な取り組みや事例、メーカーのソリューションなどを紹介
製本業界の現状と課題、明るい未来とは
「魅力」ある製本業界へ コロナ禍による印刷業界の厳しい状況は、そのまま製本・後加工業界に影響を与える。製本加工賃は数十年前から変わらないなど、厳しい状況の企業も多いが、製本・後加工業には、フィニッシングの専門家として、印刷物の付加価値を高めるための豊富な知識とノ... 全文を読む
東製工組、「製本ちゃんねる」配信〜YouTube、SNSで業界PR
オンラインを活用したPRは今や当たり前の時代。業界団体でもホームページはもちろん、YouTubeなどの動画を組合PRに活用しているところも少なくない。ただ、東京都製本工業組合(鈴木博理事長)のYouTubeを活用した業界PRの取り組みは一味違って面白い。 ロ... 全文を読む
藤原製本、RFID活用で在庫管理のDX化実現〜パレットや部材を探す時間を短縮
「パレットが見つからない」、「工具が見つからない」など、数多くの部材を取り扱う製本工場では、作業を開始する以前の「段取り」に多くの時間を費やしている。1つの部材を探すのに30分以上の時間を要することも少なくないようで、これでは作業開始後の生産性をいくら高めても効率... 全文を読む
旭紙工、工場内に「死角なし」〜カメラ110台で品質保証
製本工程では、設備規模および人員が多くなればなるほどそこに起因する不良発生リスクは高まる。中綴じ、無線綴じ、特殊折、型抜き製本、カレンダーなど、幅広い技術と豊富な設備で印刷会社へのサービスに徹する旭紙工(株)(本社/大阪府松原市、橋野昌幸社長)では、そのリスクを軽... 全文を読む
田中手帳、防災関連事業に着手〜レジリエントな地域社会基盤構築へ
田中手帳(株)(本社/大阪市住之江区、田中尚寛社長)は、長年の手帳製造、インデックス加工技術を生かし、防災関連事業として「救助用・防災用コミュニケーションブック」の開発・制作によるレジリエントな地域社会基盤構築に取り組んでいる。この取り組みは、日印産連が実施してい... 全文を読む
TOMY'S、「薄い」無線綴じを推奨〜特殊技術と糊で4頁、1mm以下も可能
「製本はスポーツみたいなもの。感覚を鍛えればその分、精度もスピードも向上する」。(有)TOMY'S(本社/東京都荒川区、富岡誠治社長)は、同社を知る人々から「日本一、体育会系の製本所」と呼ばれる企業。元・サッカーコーチの富岡社長は、「うちの社員は良く動く。全員がす... 全文を読む
荷札工房.com、「大阪製本ドットコム」始動〜製本・加工のプロが協業
「衰退する業界で生き残るための戦略」。大阪の製本業界を活性化させるため、全国の製本・加工の仕事を大阪へ呼び込むための大阪製本業強化プロジェクト「大阪製本ドットコム」が始動した。これは、大阪の「製本・加工のプロ」である数社が協業して開始したもので、荷札専門の荷札工房... 全文を読む
封筒屋どっとこむ、インクジェットで玉紐付き封筒に後刷り
別注封筒をオンラインで簡単に注文できるネットショップ「封筒屋どっとこむ」(運営:(株)タクセル、薮野浩明社長)は、インクジェット印刷により、封筒を破ることなく開閉できる「玉紐付き封筒」に後刷りでフルカラー量産印刷が可能な技術を開発、サービスを開始している。1時間に... 全文を読む
スバルグラフィック、中綴じの内製化率向上[ホーナー社製中綴じ製本機「HSB 9.000」導入事例]
(株)スバルグラフィック(本社/東京都中野区野方4-20-4、松本脩社長)は2020年2月、ホーナー社製中綴じ製本機「HSB 9.000」を導入し、課題となっていた「中綴じ製本の内製化」を実現した。従来3拠点に分散していた製本加工設備を1ヵ所に集約するという社内変... 全文を読む
天白製本紙工、「パフォーマンスを最大限に発揮できる断裁機」-勝田断裁機導入事例
「電話の3割は技術的な相談」。(株)天白製本紙工(本社/名古屋市緑区鳴海町、上野恭嗣社長)は、「製本・折加工相談センター」を立ち上げて11年になる。驚かされるのは、製本や折加工の技術的な問題を解決する方法を無料でアドバイスするだけでなく、それを自社で無理に受けるの... 全文を読む
名東紙工、コンパクトサイズトムソン機「KBD Nukky600」導入
印刷会社を主要取引先に、総合紙加工業として信頼と実績を積んできた名東紙工(株)(本社/名古屋市西区、都筑強社長)。独自性の高い折りと抜きの技術には、折機メーカーの経験もある都筑社長ならではの知識とノウハウが生かされており、競合他社との差別化を図っている。ただ、昨今... 全文を読む