LiSM、「食MAPバーチャル栄養素」の情報提供サービス開始
DNPグループの(株)ライフスケープマーケティング(LiSM)は、いつ・誰が・どのように栄養を摂取しているかが分かる「食MAPバーチャル栄養素」の情報提供サービスを開始した。
LiSMは、生活者の食卓における消費実態を収集・分析するデータベース「食MAP」を活用したマーケティングサービスを1998年より提供している。今回この食卓データに対して、ビタミンやカルシウムなどの栄養素情報を付与した。栄養素は、同一メニューであっても食材や調理法によって異なる場合もあるが、平均的値を想定栄養素として付与していることから「バーチャル栄養素」と表現している。この「食MAPバーチャル栄養素」によって、年齢別などターゲットとする顧客層や食スタイルごとに栄養摂取状況の傾向を把握し、生活者の栄養面での課題の分析が可能になり、食品メーカー等はこれを商品開発などに活用できる。
またLiSMは、「食MAPバーチャル栄養素」を用いて、新型コロナウイルス対策としての休校や在宅勤務による生活者の食生活の変化の調査を行っており、外出自粛の食卓への影響について課題と兆候を明らかにしている。