「圧着Dm net.(
http://acchaku.com/)」は、仲間仕事専門の(株)メイセイプリント(本社/愛知県清須市枇杷島駅前東1-3-3、渡辺敏夫社長)の運営する圧着DM専門ネットショップ。価格表にない形状やロットの商品への対応をはじめ、長年のノウハウと宛名印字・投函までの社内一貫生産による安心の品質、幅広い納期選択、満足の低価格、安価にDMを発送するためのアドバイスなど、幅広いサービスの提供で専門店としての強みを発揮している。
同サイトを運営するメイセイプリントは、仲間専門で「圧着DM+宛名印字+投函」までを一貫生産する圧着DM印刷加工のトップメーカー。3ラインのニス圧着ラインにより月産500万通の圧着DMの生産が可能で、4年前に開設した「圧着Dm net.」は、首都圏・関西圏を中心に順調にユーザーを増やしている。
現在、折りや抜きの加工を施した様々な圧着DMのバリエーションは20種類以上。さらに昨今は形やサイズ、折り方などを工夫したDMサンプルも数多くラインナップしているが、「昨今はこれら定番商品に特殊加工を付加した注文の相談が増えている」と生産管理部の奥村啓介氏。これは同社が圧着DMの専門店として高い信頼を築いている証明と言えそうだ。
また、奥村氏は昨今の受注傾向について「最近は大判サイズの圧着DMの需要が増加傾向にあり、フチ糊圧着によってコストダウンを求めるお客様も多い。これにより、昨今は対面営業・ネット受注ともにフチ糊圧着の受注が増えている」と話しており、本年3月に新規導入した正栄機械製作所のフチ糊圧着機を活用しながら受注を増やしていきたい考えだ。同社はこのフチ糊圧着機により、フラップなどこれまで対応できなかった様々な加工方法が可能になったほか、折りズレの解消や糊の濃度を均一的に塗布できるようになるなど、さらなる品質向上を実現している。
同社はまた、「LED-UV宛名印字機」を設備しているため、圧着ニス面への直接バリアブル印字も可能。水性インクでは直接印字が難しいJANコードやコード39、NW7などのバーコードも綺麗に直接印字することができるため、「ラベルをハガキに貼ることを考えると、工程短縮による生産性向上とコスト削減につながっている。この宛名印字機の導入により、月産300万通以上の宛名印字までを含めた圧着ハガキ生産が可能」と奥村氏は印字技術の品質と生産性にも自信を示す。1ヘッドで4インチ幅までの印字が可能なため、圧着ハガキの中面にも広い範囲でのバリアブル印字が可能になっている。
専門店ならではの様々なサービスを展開
「圧着Dm net.」では、高品質・付加価値の高い「全面UVニスタイプ」、コストパフォーマンスに優れた「フチ糊圧着タイプ」など専門店として豊富なバリエーションを備えているが、同通販サイトではこのほかにも、量販店ではフォローしきれない専門店ならではの様々なサービスを展開している。価格表にない形状やロットの商品への対応をはじめ、長年のノウハウと宛名印字・投函までの社内一貫生産による安心の品質、幅広い納期選択、満足の低価格、安価にDMを発送するためのアドバイスなどである。
「当社は長年のキャリアと一貫生産により、顧客満足度の高い品質と低価格を実現している。また、納期などについても量販店にはない選択肢の豊富さで専門店として差別化を図っている。さらにDMの発送方法についても、広告郵便だけでなく、ゆうメールや代行業者までを含めて、安価に送付するための最適な方法を提案することが可能」(奥村氏)
昨今は日本郵便の窓口対応が厳しく、従来のDMが郵便規約に正しく準じていないという理由で突然受け取ってもらえなくなるケースが増えているという。同社では単なるデータチェックではなく、宛名印字などの後工程や投函業務までを見据えたアドバイスを心掛け、ユーザーニーズと自社の強みをマッチングしていけるように、さらに印刷会社に役立つサイトを構築していく方針だ。