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2022年11月24日から28日までの5日間、東京ビッグサイトで開催された国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展「IGAS2022」をレポート。

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IGAS2022、印刷業界復活の象徴に〜「新たなイノベーションヘの挑戦」示す

来場者数は3万3,078人、海外からは2,969人

印刷ジャーナル 2023年1月1日号掲載

 国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展「IGAS2022」が昨年11月24日から28日までの5日間、東京ビッグサイトで開催された。

 4年ぶりの開催となった今回は、「Venture into the innovation~新たなイノベーションヘの挑戦~」を統一テーマに掲げ、東京ビッグサイトの東1、2、3、5、6ホールを使用。出展者数218社、出展小間数1874小間の展示規模で開催された。


 さらに会期中は、スペシャルナビゲーターの大橋未歩さんをMCとした、IGAS2022の見どころやイベントの紹介、トップインタビューなどを生配信する「IGAS LIVE TV」など、多彩なオンラインイベントも展開。そして前回のIGAS2018で、印刷業界にスマートファクトリーのムーブメントを巻き起こした「Smart FactoryZone」もIGAS2022共同企画として展開された。

 IGAS2022における「Smart FactoryZone」では、参加企業が増え、スケールアップして東6ホールを会場に激変する印刷業界の中で成功を収めているユーザーを招いた事例紹介、マーケットリーダーによる近未来像の紹介、協賛メーカー各社による最新技術の紹介、複数社によるコラボレーションプレゼンなど、最新のDX情報が発信され、大きな注目を集めた。

 来場者数としては、3万3,078人と、前回(5万5,863人)を下回る結果となったが、入国に関する水際対策が緩和されたことにより、海外から2,969人が来場するなど、国際展としての賑わいも見せていた。