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視点の行方

デジタルサイネージ認知向上へ

印刷ジャーナル 2010年11月15日

 新たな広告手法として注目される「デジタルサイネージ」。「サイネージ」とは看板や標識などを表す英語で、「デジタルサイネージ」はディスプレイとなどを使った電子屋外広告を意味し、時には「電子看板」と訳されることもある。ディスプレイの大型化、低価格化、映像配信システムの進展などによって、従来の紙のポスターや同じ静止画を切り替えるだけのロールスクリーン看板、同じ動画映像を(比較的小さな画面で)繰り返し再生するだけのビデオディスプレイと比べて、優れた広告効果が期待できることから、広告手段の大きな革命手段として用いられている。
 このデジタルサイネージを活用した広告市場全体の拡大を目指して発足したサイネージ広告媒体協議会(事務局/東京都千代田区神田錦町1-14-11、毛塚牧人議長)では、協議会参加各社の協力を得て、全国でサイネージ広報映像を放映している。
 昨今、デジタルサイネージがますます注目を集め、サイネージを活用したプロモーションも増加傾向にある一方で、生活者にはまだまだデジタルサイネージの認知度は低く、また普段サイネージに接していてもメディアとして認識していない場合も多くある。
 そのような状況から、サイネージ広告媒体協議会では、全国約9,000面、約3,000施設のサイネージ媒体で、サイネージ広報映像を放映し、「生活に密着したサイネージ」をテーマに生活者への認知向上を図るのが狙い。複数のデジタルサイネージ媒体を利用した同一プロモーションとしては、国内初で最大規模となる。
【企画参加媒体】
▽イオンチャンネル(スーパー:イオンアイビス(株))
▽Water Vision(スーパー:(株)オックスプランニング)
▽EXIT(フィットネスクラブ:(株)寒山)
▽ELE-VISION(ホテル:創造計画(株))
▽JACLA VISION(自動車教習所:日本カーライフアシスト(株))
▽書店ビジョン(書店:大日本印刷(株)C&I事業部)
▽東京media((株)クロスオーシャンメディア)
▽羽田レストルームチャンネル(空港女性トイレ:(株)モシカ)
▽福岡街メディア(COMEL(株))
▽プリミックスビジョン(コンビニ:(株)アルファジャパン)
▽ミルとくチャンネル(スーパー:(株)リレーション)
▽メディキャスター(医療機関:(株)メディアコンテンツファクトリー)
▽Y-VISION(家電量販店:ATL(株))