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視点の行方

躍進を続けるスマートフォン

印刷ジャーナル 2010年9月25日

 市場調査・コンサルティング会社の(株)シード・プランニングでは、スマートフォン/iPad(タブレット)の市場展望に関する調査を実施し、このほど、その結果をまとめ発表した。同調査では、販売動向、回線契約動向、搭載されるOSの動向などを展望している。
 2009年から2010年にかけてオープンOS/スマートフォン及びアプリケーション・ストアの普及拡大が本格化し、世界市場においては「iPhone」が急成長を続け、さらに対抗する構図も形成され、その最有力が「Android」となっている。この両方を軸に「Blacck Berry」、「Windows Mobile」等が地歩を築いているが、日本市場においては、「iPhone」の独り勝ち状態が2009年を通して続いており、2010年には「Android」も伸長する見通しになっている。
 国内のスマートフォン市場は2009年度、約240万台販売で前年対比214%に伸長している。このうち「iPhone」が170万台で国内市場シェア71%に達する。2010年度は、約440万台への増加が予想され、携帯電話販売も11%~13%へと増加すると見られている。また2015年度には、2,200万台へと販売台数増加が予想される。
 世界のスマートフォン市場は、2009年の1億8,000万台販売(携帯電話販売比率15%)から、2010年1Qでは5,430万台(同17%)へと伸長しており、四半期毎に前年を上回る販売が続いている。
 携帯電話契約数(国内)に占めるスマートフォン/iPad(タブレット型)の割合は、2009年度末の376契約(3.4%)から、2015年度には、39%を占め、5,200契約へと増加すると予測されている。
 2009年現在、「iPhone」が63.8%、「Android」が4%だが、2015年度で、「Android」が47.3%、「iPhone」が36.9%、「Windows Mobile」が13.5%、その他が2.3%。「Android」は、オープン性が最大の武器とされており、現時点で21のメーカーから、およそ60種類の端末が49ヵ国で販売されていることなどから今後の伸張が期待されている。
 なお法人市場は、2015年度では2,440万台(契約)となる想定のためスマートフォン/iPad(タブレット型)が1,200万台(契約)49%を占めると予測されている。