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DKSHジャパン、SOMA社製CI型フレキソ印刷機「OPTIMA」訴求

2019年6月28日
左から、DKSH・林靖夫執行役員、SOMA社・ファーバー氏、DKSH・笠木部長
OPTIMA2

 DKSHジャパン(株)(マイケル・ロフラード社長)は6月27日、自社が日本総代理店をつとめるチェコのフレキソ印刷機メーカー・SOMA社からエリアセールスマネージャーのウィリアム・ファーバー氏が来日したことを受け、本社内で記者会見を開催。小ロットフレキソ印刷市場に向けたソリューションを発表した。
 会見の冒頭、挨拶に立ったDKSHジャパン・印刷加工機械部の笠木克治部長は「SOMA社の日本市場におけるプレゼンスは現在、決して高いものではないと認識している。今日の発表は日本市場におけるSOMA社の新たなスタートである」とした上で「日本での営業、サービス体制は万全だ。当社が日本の代理店をつとめるナローウェブのガルス社(スイス)、プラスチック製ドクターブレードのエスターラム社(イギリス)も併せ、『フレキソ印刷はDKSHから』という旗印のもと、力強く市場展開していきたい」と語った。
 SOMA社は、2013年にドイツで開催された国際プラスチック・ゴム産業展「Kショー」においてCI型水性フレキソ印刷機「OPTIMA」を発表。以来、100台以上の販売実績を誇る。
 OPTIMAの最大の特徴は、「ARUN」と呼ばれるマウンター。これは、プレートマウンティング時にあらかじめ見当や樹脂版の凹凸の情報を記録したRFIDをスリーブに埋め込み、印刷機へのスリーブセット時にそのRFIDデータを読み込んで、見当および印圧設定を自動セットするというもの。これにより、印刷開始時の損紙を大幅に削減できる。
 ほかにも、版の凹凸によるバウンシング(微振動)を低減し、高い見当精度を確保する機械構造や、洗浄時に出る廃インキ量を節約するインキカートリッジなど、独自のソリューションが盛り込まれている。
 プレゼンの最後にファーバー氏は、10月16日からドイツ・デュッセルドルフで開催される「K2019」においてOPTIMA第2世代機の技術的な革新を発表することを明らかにし、日本からの多くの来場に期待を語った。

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