(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、2017年11月にRimslow社から事業を取得した捺染用の前後処理装置を自社製品ラインナップに加え、前処理機1モデル、蒸し機2モデル、洗い機1モデル、計4モデルを「Rimslow Series」として10月から販売を開始する。 インクジェットプリンタで捺染を行う際、生地に薬剤を塗布してプリント時のインク滲みを防止する「前処理」、インクジェットプリンタでの「プリント」、プリントしたインクを定着させるための「蒸し」、生地に残った前処理剤や余分なインクを落とす「洗い」の4工程がある。それぞれの工程で使用されるプリンタと前後処理用の設備は、従来だと別々のメーカーから購入する必要があった。また、生地やインク、生産地によって変わる生産条件が、仕上がりの品質(インクの浸透度合、画質、濃度、染着性)を決める上で重要な要素のひとつとなり、この条件を決定するには多くのコスト・時間・知識が必要だった。 このほど、前処理機、プリンタ、蒸し機、洗い機までを同社が完結したシステムとして提供することで、設備、推奨生産条件、ノウハウまで含めたトータルソリューション提案が可能となり、デジタル捺染ビジネスへの新規参入、事業内製化を容易に行えるようになる。
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