2017年10月10日
RICOH Pro T7210
(株)リコー(山下良則社長)は、自社のインクジェット技術を活用した初の産業印刷向け大判UVフラットベッドインクジェットプリンタ「RICOH Pro T7210」を開発。2018年初めから欧米および一部のアジア・パシフィック地域で先行販売を開始し、順次グローバルに展開していく。
「RICOH Pro T7210」は、12個のインクジェットヘッドを3列の千鳥状に配置することで、4色印刷時に最大100平米/hの高い生産性を実現。また、5色、6色印刷でも高速印刷が可能。同社独自のUVインクを使用しており、アクリルやガラス、木材、アルミ、鋼板など、さまざまな基材に高い密着性(基材に対して形成した絵柄などが剥がれてこないという性質)を実現している。印刷サイズは、最大2.1m×3.2mに対応。また、印刷できる媒体の厚さは最大11cmまで。