2017年3月13日
トッパン・フォームズ(株)は、感性を学習する人工知能(AI)開発を手掛けるカラフル・ボード(株)(本社/東京都渋谷区)と共同で、個客(生活者)1人ひとりに対してパーソナライズされた提案を可能にする「コンテンツ・パーソナライゼーションエンジン」の開発に着手する。2017年10月からのサービス提供を予定し、販売面でも提携する。
新たに開発するコンテンツ・パーソナライゼーションエンジンは、個客に対して「誰に」や「何を」を提案するかという「商品レコメンド機能」に加えて「どのように」を提案する「表現レコメンド機能」を組み合わせることで、個客1人ひとりに対してパーソナライズされたより具体的な提案を可能にする。「商品レコメンド機能」についてはカラフル・ボードが保有する1人ひとりの感性を学習するパーソナルなAI「SENSY(センシー)」の技術、「表現レコメンド機能」についてはトッパン・フォームズが保有する独自のデザイン嗜好性データベース「UgocusEngine(ウゴカス エンジン)」を活用して開発をすることで、両社の強みを融合させた新たな「コンテンツ・パーソナライゼーションエンジン」を構築していく。