2017年2月10日
可変画像検査とともに、多面付けされたOCRやQRコードのデコード照合も同時に行える
ジクス(株)(東京都板橋区宮本町44-6、高原亮介社長)は、デジタル印刷用の印刷品質およびデータ検査装置「Theory(セオリー)」を発表した。
従来からオフセット印刷機用に展開していた印刷品質検査装置「Lab-vision」が持つ印刷紙面検査機能をPOD機特有の可変画像に対しても実現するとともに、多面付けされたOCRやQRコードのデコード照合も同時に行えるデジタル印刷向け品質検査システム。単に検査や照合を行うセンサーとは概念が異なり、(株)グーフ(東京都港区浜松町、岡本幸憲社長)のプリント生産最適化支援ツール「PC OneFlow」の中でコンポーネントとして有機的に機能し、印刷物上で発見した欠陥情報からリカバリー印刷データを生成するための検査情報をフィードバックする機能によって、品質保証のクローズドループを実現する。