2016年7月27日
富士山五合目にて発行する「富士山新聞」のサンプル
(株)アピックス(大阪市中央区、河村武敏社長)は、山梨日日新聞社らと共同で、標高2,305メートルの富士山5合目で「富士山新聞」を8月1日から発刊する。
SNSとデジタル印刷を連携させた新しい発想のプライベート新聞。8月1日から9月末までの2ヵ月間限定で富士山5合目に発行所を開設し、山梨日日新聞社が発行元となりアピックスが発行所の運営プロデュースを行う。
富士山新聞は、利用者が富士山5合目や山頂でFacebookまたはInstagramに投稿した写真やコメントと、専用サイトに用意した新聞テンプレート(ひな形)を自動的に組み合わせて作成。また、紙面には友人からのコメントもレイアウトされるほか、山梨日日新聞社が撮影、厳選した富士山の空撮写真をはじめ、世界文化遺産として登録された理由、富士山に関するトリビアを紹介する記事も掲載される。作成した新聞は、そのままSNS上でシェアできるほか、5合目にある観光施設「富士急雲上閣」に開設した「日本一高い新聞発行所」において富士ゼロックスのプリンタで高画質印刷し、即時に購入することもできる。新聞は日本語版のほか、英語版も発行。今後は中国語版もリリースする予定。