2016年5月24日
「3M 写真出力用フィルムEPF900」の使用イメージ
スリーエム ジャパン(株)(本社/東京都品川区)は、業界初となる商業用大判溶剤インクジェットプリンターでデジタル銀塩プリントと同等の高画質を実現する内照パネル広告向けの透明フィルム「3M 写真出力用フィルムEPF900」を6月1日に発売する。
これにより、汎用性が高い大判溶剤インクジェットプリンターで、化粧品やジュエリーなどこれまで難しかった写真の質感やクオリティが重視される分野の広告が制作可能となる。
商業用の大判溶剤インクジェットプリンターは、屋内外の看板からカーラッピングまでさまざまな用途で使われる一方、透明フィルムの出力においては、粒状感や濃色の薄さが課題となり、肌の質感や風景など高画質の写真表現が求められる内照パネル広告の制作は難しいとされていた。
新製品の透明フィルムは、滑らかなグラデーション表現や濃色の再現性に優れ、化粧品やジュエリー、車、旅行、飲食など、写真の質感やクオリティが重視される広告の制作に好適で、大判溶剤インクジェットプリンターの活用の幅をさらに広げるものとなっている。