2016年2月18日
デジタルラベル印刷機「ガルスDCS340」
8色デジタル印刷ユニット
ラベル・パッケージ印刷機メーカーのガルス社は2月17日、スイスのザンクト・ガレンにある本社工場において、複数の加工プロセスを統合したデジタルラベル印刷機「ガルスDCS340」を、アジアパシフィックの報道陣向けに公開した。
デジタル印刷ユニットのハイデルベルグ、インクジェットヘッドの富士フイルム、インライン生産プラットフォームのガルスの3社協業から生まれたデジタルラベル加工ソリューションで、Labelexpo Europe 2015での発表後、現在2社でのフィールドテストが実施されており、発売を間近に控えている。
8色デジタル印刷ユニットを中心として、その前後にフレキソ印刷ユニット、印刷後はコールドフォイル、ダイカットといったユニットをインラインで統合。異なるこれらモジュールを1つのコンソールで制御し、コスト競争力のあるワンパスラベル生産を実現するものだ。
解像度は1,200×1,200dpi、生産スピードは50m/分。
