2016年1月28日
三菱製紙(株)は、サーマルアルミCTP/サーマルグリーンプレートを発売した。完全無処理アルミプレートである「TGP-ε(イプシロン)」に加え、様々なオフセット印刷の領域に対応するアルミプレート「TGP-S(スタンダード)」をプロセサーも合わせて新たにラインアップし、販売を開始する。
サーマルアルミプレート「TGP-S(スタンダード)」は、耐傷性・耐薬品性に優れ、UVインキや減感インキにも対応。高い画像再現性で高精細・FMスクリーニング適性を有し、汚れ性や耐刷性にも優れ、高い品質安定性を保持。さらに高速拡散現像技術と感光層現像抑制効果により、低補充・低廃液・高処理能力が実現し、環境負荷や作業負荷軽減に寄与する。
完全無処理アルミプレート「TGP-ε(イプシロン)」は、機上現像型プレートで、処理液は使用せず廃液も発生しないことから、環境負荷が大幅に低減。完全無処理の実現により、処理液コストおよび廃液処理コストは発生せず、製版コストの軽減を実現する。
さらに自動現像機を必要としないため、自動現像機の液交換や清掃等の作業はなく、メンテナンスの負担が大幅に軽減する。