2015年7月23日
トッパン・フォームズ（株）は、ICラベルを使った重要書類の棚卸し機能に特化したアプリケーションソフト「Easy Checkout Lite」の販売を8月から開始する。
金融機関の書類管理システムは通常、基幹系システムと連動しており、ICラベルを使用するためのバージョンアップや改修は大規模なものとなり、巨額な費用が必要である。しかし、ハンディーターミナル用アプリケーションであるEasy Checkout Liteの導入により、書類管理システムを改修することなく、書類管理情報を登録するだけで、ICラベルを使用した棚卸しができる。
また、同社製の高性能積層ICラベルを採用し、少部数書類を1〜2ミリ間隔で積み重ねた状態でも情報を同時一括で読み取ることが可能。棚卸しの処理時間は1点ずつの読み取りが必要なバーコード方式に比べておよそ1/20で、価格は最小構成で約50万円。低予算で重要書類の棚卸し業務を効率化したい金融機関に提案していく。
