2015年4月24日
露光後にガム現像などの処理工程を一切必要としない「完全無処理」
富士フイルム(株)(中嶋成博社長)は、国内初となる新聞印刷向け完全無処理サーマルCTPプレートを、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)を通じて7月中旬に発売する。
同社が新聞用サーマルネガプレートの開発で培ってきた独自技術をベースに、商業印刷向け完全無処理サーマルCTPプレート「XZ-R」で実績のある「界面制御技術」などを活用し、オフセット分野向け省資源ソリューションの新ブランド「FUJIFILM SUPERIA」のラインアップとして開発を進めてきたもの。新聞社から要望の高かった「完全無処理CTPプレート」を、他社に先駆けて商品化・市場導入することで、新聞製作における環境負荷低減、生産効率向上をサポートしていく。