2015年4月9日
真野氏
日本唯一の印刷営業マンの学校「日本印刷カレッジ(NPC)」が今年6月に開校する。4月8日には、同校設立の中心メンバーである真野貴司氏(淡路印刷)、古田敦也氏(ダイキュー)、米満和彦氏(ザッツ)、田村慎太郎氏(楽通)出席のもと、同校の概要が発表された。
NPCは、東京と大阪で開校され、印刷営業マンに必要なスキルを1年間の授業(12回)を通じて学んでいく。毎月のテーマに沿った勉強会だけでなく、入校者自身が設定した売上目標に対しての成績報告など基本授業とし、さらに販促支援ツール「ミラくる」の活用による需要の掘り起こしなど実践的な授業も企画している。
会見の席上、真野氏は「印刷業は価格だけの営業から脱却し、顧客の課題を解決する手法を身につけることで、まだまだ発展できる産業だと実感している。そのための学ぶ場を提供していきたい」と、同校設立の意義を説明した。
今後は、全国各地で設立説明会を開催し、1期生の募集を行っていく。