2015年1月26日
PlateRite HD 8900S/Eモデルに4,800×4,800dpiのレンチキュラー専用オプションを開発
(株)SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズは、PlateRite HD 8900S/Eモデルに、露光解像度4,800×4,800dpiのレンチキュラー専用オプションを開発した。
レンチキュラーレンズは樹脂製であるため、製造ロットごとにピッチの製造誤差がある。さらに、印刷時のレンズの伸びで変形する問題もあり、画像ピッチをレンズピッチに合わせる倍率微調整が必要となる。一般的には、レンチキュラー画像作成ソフトで、レンズのピッチに画像ピッチを合わせるが、画像の劣化やモアレが発生する場合がある。「PlateRite HD 8900S/E(レンチキュラーオプション付き)」では、アナログ的に描画寸法を変化させる倍率調整機能を搭載。ソフトウエアによるサイズの調整が不要となり、画像データのデジタル的な間引き・水増しの弊害であるモアレが発生しないため、高品位レンチキュラー印刷が実現できる。