2015年1月22日
PUR糊とEVA糊の双方に対応する「プレバXT」
スーパーファックス(株)(東京都葛飾区、久保末一社長)は、ファストバインド社の卓上型PUR製本機「プレバXT(PUREVA XT)」の販売を開始した。
この製本機は、PUR糊とEVA糊の双方に対応し、専任オペレーター不要で小ロット多品種に対応。上製本(ハードカバー)と並製本(ソフトカバー)に対応する。
従来のEVA糊を使用した無線綴じ製本機では難しかったコート紙や厚紙でも、PUR糊を使用すればPGO(Paper Grain Opening)システム(特許取得済み)と呼ばれる独自の機構による糊の浸透により、強固な製本を行うことができる。PGOは、騒音も紙粉も発生させない画期的なラフニングユニット。内蔵ののこぎり刃により、紙の繊維の奥まで糊を浸透させる。また、ソフトカバーからハードカバーへの切り替えや、パッディング(天のり製本)には数秒の時間しか要しない。
製本は、A3オーパーサイズの縦455ミリ×横320ミリまで。厚さは0.1〜45ミリまでに対応。セットアップや調整にかかる手間もないため、ジョブの異なった製本も次々にこなすことができる。糊カートリッジには、必要量の顆粒タイプのPUR糊を入れるだけ。使用後の洗浄もわずか10分で行える。