2014年11月13日
Mercury RIPアーキテクチャによる並行処理のイメージ
富士フイルム(株)(中嶋成博社長)は、ハイブリッドワークフローシステム「FUJIFILM WORKFLOW XMF V6」およびWebポータルシステム「XMF Remote R10」を開発。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(渥美守弘社長、以下「FFGS」)を通じて発売した。
「XMF V6」は、アドビPDFプリントエンジン3を搭載するとともに、アドビ社が新開発した高速演算技術「Mercury RIPアーキテクチャ」を世界で初めて採用。また、「XMF Remote R10」では、HTML5への完全対応などで、幅広い環境での活用を可能にしている。
Mercury RIPアーキテクチャの最大の特長は、レンダリングの際、1つのジョブをページ単位に並列化し、ロードバランシング(負荷分散)を行うことで、システムリソースを最大限に活用して高速処理できる点。これにより、デジタルプレスでのページ物出力やバリアブル出力における生産性を大幅に高めている。