2014年11月4日
(株)モトヤ(古門慶造社長)は、11月から「文字組版の基礎講習会」を開講する。
同講習会は、書体メーカーである同社が、すべての文書作成者を対象に、アプリケーション任せの組版とは違う、組版ルールに基づいた可読性の高い組版を身につけてもらい、次世代に継承していくことを目的に開講するもの。実施するのは、1970年開設の「モトヤタイプレス学院」の後身で、「DTPエキスパート認証試験」指定校として700名強のDTPエキスパートを輩出している「モトヤDTPスクール」。11月中旬に東京校で開講し、他の地域には出張講習も検討中だ。2日間6時限のカリキュラムで、受講料は3万円(税込)。
さらに12月からは、書籍や名簿、表組などの版下作成の実際と、作業効率を向上させて誤りを防ぐ「組版指示書」の作成と運用などを学ぶ「文字組版の応用講習会」も開講する予定。