2014年9月30日
記者会見でオリジナルタブレット端末2機種を公開
大日本印刷(株)(北島義俊社長)は9月30日、DNP五反田ビルにおいて記者会見を開き、ノートパソコンやタブレット端末の製造受託大手のクァンタ社(本社/台湾)と共同開発したカラーマネジメント用LSI搭載の法人向けオリジナルタブレット端末2機種を企業や教育機関、美術館等に向けて今年12月より発売すると発表した。
今回発売するタブレット端末は、「色味(いろみ)」の再現性に徹底的にこだわり、それを実現する機能を持つ「IROMIエンジン」を搭載。具体的には、実際の商品とディスプレーに表示する商品写真の色を揃える「色補正・調整」、白飛び、黒つぶれした画像の視認性を上げる「コントラスト調整」、色調の変化を抑えてブルーライトを低減する「ブルーライト調整」の3つの機能を備えている。
発売される端末は、「FGAD」(10.1インチ)と「UY8A」(8インチ)の2機種。同社では、関連売上を含め、2016年度に15億円の売上を目指していく。