2014年1月27日
新書体「凸版文久明朝 R」
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)はこのほど、電子出版コンテンツを読みやすくするために開発してきた新書体を「凸版文久体(とっぱんぶんきゅうたい)」と命名。第1弾として、本文用明朝体「凸版文久明朝R」を2月上旬に発売する。
同書体は、同社オリジナル書体である「凸版明朝体」および「凸版ゴシック体」をもとに開発されたもの。「凸版文久体」という書体名には、言語表現の芸術である文芸をはじめ、さまざまなジャンルで創られる文字による情報表現の担い手として、永くその活動に携わって行きたいという想いが込められている。
同社は今後、「凸版文久明朝R」に続き、本文用のゴシック体、見出し用の文字などの開発を推進し、2016年春までに計5書体の提供開始を目指す。また、ライセンス提供先を拡大するだけでなく、同社が展開する電子出版などデジタルコンテンツサービス全般において利用を促進していく考え。