2013年5月17日
東洋インキ(株)(山崎克己社長)と東洋モートン(株)(柏岡元彦社長)は、パッケージ用グラビアインキ・ラミネート接着剤の新製品を5月20日に発売する。
食品パッケージ印刷市場では、環境への配慮や食の安心・安全への意識の高まりによる安全性・衛生性の確保が必須課題となっており、グラビアインキでは従来のトルエン型からノントルエン型へと移行している。
今回リリースされるのは、環境調和型製品のさらなる使い易さの向上を求めるユーザーの声に応えるべく開発したノントルエン・ノンMEK型ラミネートインキ「リオアルファ」と、用途範囲を拡大したドライラミネート接着剤および溶剤を使用しないノンソルベント型ラミネート接着剤の新製品群。「リオアルファシリーズ」は、版かぶり性、版詰まり性等の印刷適性や、網点再現性、トラッピング性、レベリング性等の印刷効果に優れ、欧州規制を考慮した基本設計による高い安全性と衛生性(リオアルファSW)を特長としている。
なお、同製品群はアジア地域を中心に海外でも展開していく方針。