2013年5月7日
アドビシステムズ社(本社/米国カリフォルニア州サンノゼ)は、クラウドサービス「Adobe Creative Cloud」に大規模なアップデートを加え、6月に提供を開始すると発表。さらに、今後のクリエイティブ関連ソフトウェアの開発をCreative Cloud経由の製品とサービスに集中させることを明らかにした。今後、永続ライセンス版のCS6製品のサポートと製品提供は継続するが、CS製品の新しいリリースは計画していない。
今回のアップデートでは、Mac OS、Windows、iOS、AndroidのいずれのOSからも、Creative Cloudを介してファイルを保存、同期、共有できるようになるほか、オンラインクリエイティブコミュニティであるBehanceが統合される。
さらに、Adobe Photoshop CC、InDesign CC、Illustrator CCなどを含む、デスクトップアプリケーションの新バージョンが含まれている。従来、Creative Suite(CS)として知られてきたデスクトップツールは、今回「CC」に名称が変更され、さらに直感的で、同期や共有を活用した作業スタイルに対応するため、新たに開発し直すという。