2012年5月14日
「パワーゾールエコ R152」(左)と「パワーゾールエコ R201」
ウエノ(株)(本社/大阪市淀川区)は、UVインキ用洗浄剤「パワーゾールエコシリーズ」の新たなラインナップとして環境面及び印刷機の各種部材に対する影響を配慮した「パワーゾールエコ R152」及び「パワーゾールエコ R201」の2製品を追加した。
新製品は、同シリーズの特許取得「FOGRA認証」及びクリオネ認証取得で培ったノウハウを基に、より環境と安全に配慮した製品となっている。平成15年に国連が勧告として公表した「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals、=GHS)」では、化学物質を引火性、発がん性など危険有害性ごとに分類し、危険有害とされるすべての化学物質について、その危険有害性が一目で分かるように世界的に統一されたルールに従って、ラベル表示をし、化学物質等安全データシート(MSDS)を作成・提供することを求めている。このGHS国連勧告を踏まえ、わが国では労働安全衛生法の下、化学物質の表示・文書交付制度が義務づけられた。
今回の新製品は、いずれもGHSの危険有害性区分を改善する方向で改良されており、「パワーゾールエコ R151」及び「パワーゾールエコ R200」の後継品として、順次切り替えていく。
なお、新製品はJP2012に出展される。発売は6月中旬の予定。