2011年3月7日
「LED-UV装置」後付印刷機は、校正専用機として稼働
(株)ジャパン・スリーブ(本社/東京都墨田区、金井彬社長)は、既設のハイデルベルグ社製・菊半裁8色両面兼用機「SM74-8P」に世界で初めて「LED-UV装置」を後付し、今年1月より商用運転を開始。3月5日には、同社・本社工場において公開運転が行われた。
金井社長は「この本社工場は、三方が住宅地で囲まれており、近隣住民への配慮からUV印刷を行うことが不可能であった。しかしLED-UV装置は、排気ダクトを必要とせず、まさに都市型印刷工場にとって最適な乾燥システムだと実感している」と同装置を評価している。
同社が導入した「LED-UV装置」は、パナソニック電工 SUNX(株)製「Aicure UD80」で、販売は富士グラフィックシステムズ(株)。またインクは、東洋インキ製造(株)製で、今公開運転ではLED-UV専用の広演色インキ「Kaleido」が使用された。