2011年1月17日
東洋インキ製造(株)(佐久間国雄社長)はこのほど、高濃度新聞プロセスインキ「ヴァンテアンエコー リオ」を開発した。
同インキは、新聞印刷分野における環境対応への関心の高まりを受け開発されたもの。黄・紅・藍インキを従来に比べ高濃度化することで約20%のインキ使用量抑制を実現し、墨インキは黒色感を向上させ、かつドライダウンを抑えたことで基準濃度を低く設定することができる。
同時に、印刷時に薄膜印刷となることを想定した開発設計を行ったことで、従来インキの使いやすさを維持しつつ、印刷適正の向上に成功している。
なお、販売は4月からを予定している。