2010年8月24日
(株)笠間製本印刷(本社/石川県白山市竹松町1905、田上裕之社長)はこのほど、新商品「ストーンファイル」の販売を開始した。
同商品は、ストーンペーパーを材料としており、名前の通り石を主原料としている。
同社では以前からストーンペーパーの日本正規輸入販売代理店である(株)TBMとの打ち合わせを進めてきており、独自のストーンペーパーを開発。今回の商品の発売に至ったもの。
ストーンファイルの特徴は、通常のクリアファイルの材料がPP等が主であるのに対し、ストーンペーパーを主原材料としているため、環境に配慮した商品となっている。
また、フィルム系では書き込みが油性ペンなどでしかできなかったが、ストーンファイルでは、鉛筆や水性ペンでも書き込みができる点がさらなる特徴となっている。
同社ではストーンファイルを現在、特許及び商標登録に申請している。
問い合わせは、同社営業部 電話076-275-9002、またはクリアファイル専門サイト「かさまーと」www.kasamart.jp まで。
【ストーンペーパーの補足説明】
ストーンペーパーは、原料に木材チップやケナフなどを一切使用せず、石から抽出した無機鉱物粉末からつくられたストーン紙のこと。このため、製造時に貴重な森林を伐採する必要がない。また、製造時に水を使用しないため、排水がまったく出ず「水質汚染」につながらないのも特長。
ストーンペーパーは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、カナダ、中国など48ヵ国以上で特許を取得している。
環境に優しいストーンペーパーは、従来の「紙」と同様、様々な用途に利用されている。