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日本HP、Latexインク採用の大判プリンタ発売

2009年6月10日

 日本ヒューレット・パッカード(株)(本社:東京都千代田区)は、水性ポリマー素材「Latex」をインクシステムに採用した世界初の大判プリンター「HP Designjet L65500」を発表した。
 同製品は、自社開発した「HP Latexプリンティングテクノロジー」を採用し、優れた環境性能を備えた屋外、屋内向け用途に幅広く対応する大判プリンター。「Latexインク」で製作した印刷物は無臭でVOC(揮発性有機化合物)の排出が極めて低く、有害廃棄物を排出しない。印刷物の臭いや有害成分を気にする飲食関係、教育機関や医療機関などでのPOPやポスターなど、屋内外問わず幅広い分野での大判プリンターの活用を可能にした。また、印刷環境にも特別な換気装置は必要なく、さらに、インクカートリッジにはリサイクル可能なボール紙製の容器を採用し廃棄物を低減している。
「HP Designjet L65500」によって出力した印刷物は、引っかき傷、汚れ、耐水性に強いのが特長。耐久性は、屋外用として約3年(ラミネート加工あり
で約5年)、屋内用として約5年(ラミネート加工ありで約10年)と、ソルベントインクによる印刷物に劣らない優れたパフォーマンスを備えている。
 また、「HPワイドスキャンプリンティングテクノロジー」の採用により、最大解像度は1,200dpi、印刷速度は屋外向け品質で70平方メートル/ 時、屋内向け品質で35平方メートル/時の高品質かつ高速なプリントが行なえ、プリンターに内蔵されたヒーターによりインクを定着させるため、乾燥工程は不要である。
 安価な用紙から非加工用紙、ソルベント互換用紙と既存の幅広いメディアに対応するほか、今回5種類のリサイクル可能なメディアを含むHP純正メディア14種類の新製品も発売した。
 「HP Designjet L65500」の価格は1,554万円。

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