2017年12月8日
臭いによる不快感を軽減できる
大日本印刷(株)の開発した、アルデヒド系やケトン系の臭気を吸着して取り除く「DNPにおい吸着包材(アルデヒド・ケトン用)」が、複数の医薬品メーカーの高血圧治療薬の錠剤用PTP(press through pack)包装材として採用された。12月から発売される複数の医薬品メーカーの高血圧治療薬に使用される予定。
DNPは、2015年9月に時間の経過とともに発生してくる「アウトガス」の特定の臭いを吸着する材料を添加した機能性フィルムを使用し、不快な臭いを吸着する包装材を開発した。今回、その優れた匂い吸着性能について複数の医薬品メーカーから高く評価され、高血圧治療薬の錠剤用PTP包装材として採用された。