2017年10月19日
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、キーホルダーやリストバンドなどに搭載できる小型FeliCaの新製品「SMARTICS-mFeII」を開発した。電子マネーや地域ポイント、社員証や学生証などセキュリティ領域におけるID管理などでの利用を想定し、10月下旬から販売を開始する。
ソニー(株)が開発した、非接触IC技術「FeliCaスタンダード」に対応した基盤モジュール「RC-S111」を、業界に先駆けて製品化したもの。形状を従来の円形状から四角形状に変更し、厚みを約40%削減したことで生産性が向上、企業ロゴやキャラクターなどをモチーフにしたFeliCaなど、形状デザインの自由度も向上した。また、すぐに導入したい企業向けには、キーホルダーとリストバンド形状の汎用製品も用意している。