2017年10月12日
DNP Multi-Peer VPN(Virtual Private Network)
大日本印刷(株)は、通信機器同士の認証と管理を専用サーバーで行うセキュリティシステム「DNP Multi-Peer VPN(Virtual Private Network)」をICT化が進む医療機関向けに提供開始する。第1弾として、大学の脳研究施設で採用された。
近年政府はICTを活用して医療機関等の間で必要な情報連携を進めることによって、地域における質の高い医療の提供に寄与する取り組みを進めている。例えば、健康医療情報の管理や共有、遠隔治療などが可能になれば、全国各地の住み慣れた地域で安心して質の高い医療サービスを受けることが可能になる。しかし、医療情報には個人情報が含まれるため、セキュリティ性の高いシステムの構築が必要になる。
このような課題を解決するため、DNPは通信のネットワークをセキュアに構築できる同システムを医療機関向けに提供開始する。