2017年7月18日
サービスのフロー
大日本印刷(株)は、小学校で月1〜2回の頻度で実施している日常のテスト(単元/期末テスト)において、クラウド上のシステムでテスト結果を自動的に分析し、児童・生徒の能力特性に合った個別教材を提供するサービスを9月より開始する。同サービスの開始に先駆けて、奈良県奈良市の全市立小学校にあたる43校の4年生の授業で採用が決定した。
現在、小学校で実施されている多くの日常のテストは、基礎・基本を重視した取り組みやすい問題を中心に作成されており、児童・生徒の能力特性を計測することが困難であった。また、若手教員に対する支援と指導力の向上策が求められている。
この課題に対し、DNPは評価と指導の一体化に力点を置き、月1〜2回のテスト実施後に、クラウド上のシステムでテストの回答内容を自動的に分析し、個々の児童・生徒の能力特性に合った個別教材を短期間(3日程度)で提供するサービスを開始する。