2017年6月19日
太古と現代の繋がりを体感できる
大日本印刷(株)は、縄文時代の美や精神性に影響を受けた日本の現代アーティストたちの作品展示を通じて、この時代と日本独特のサブカルチャーとの関係性など、太古と現代の繋がりを体感できるアートイベント「ARTs of JOMON−HYPER SUBCULTURE−」展をマレーシアの首都クアラルンプールのISETAN The Japan Store内のイベントスペースにおいて、8月13日まで開催している。
縄文時代に日本列島に定住した人々は、自然と共存した狩猟・採集・漁労生活のなかで、縄文土器などの独自の文化を開花させながら、1万年以上もの間、持続可能な社会を築いていたと考えられ、また、戦争の痕跡が発見されていない稀な時代だとも言われて、近年世界的に注目されている。今回、縄文時代の精神とデザインを現代アートの視点から再構築して世界に発信するNPO法人JOMONISMのプロジェクト「ARTs of JOMON」の協力のもと、多様な人種、宗教、文化、言語が共存し、寛容な精神が根付く国際都市クアラルンプールで、縄文文化と現代アートを融合したアートイベントを行う。