2017年2月11日
店舗形態、決済手段、決済サービス事業者との接続など、決済に必要な環境を1つのインフラとして共通化している
大日本印刷(株)は、クレジットカードや電子マネー等の複数の決済手段や共通ポイントなどが利用でき、その情報を一元管理できる「DNPマルチペイメントサービス」を開始した。同サービスは、静岡鉄道(株)が発行するIC乗車カード「LuLuCa」で先行導入され、電車やバスの利用に加えて、静鉄グループのショッピングセンター・食品スーパーで利用が可能となった。
国内外で、流通・小売業やサービス産業を中心に、クレジットカードや電子マネー、モバイル決済や仮想通貨等のキャッシュレス決済、および共通ポイント等の顧客サービスの多様化への対応が求められ、各種端末の設置負荷などが課題となっている。
この状況に対してDNPは、国際ブランドプリペイドカードの国内トップクラスの提供実績や、モバイル決済に対応したクラウド型決済サービスの提供などで培ったノウハウを活かし、多様な決済手段にワンストップで対応でき、決済情報と顧客情報をセキュアな環境下で統合管理する同サービスを開発した。