2017年1月24日
従来製品より同社比で約35%のスリム化を実現
大日本印刷(株)は、屋外用デジタルサイネージに液晶ディスプレーの他にLEDによる文字情報の表示が可能な薄型サイネージ「DNP LED搭載薄型屋外サイネージ」を開発、2月1日から発売する。公共性の高い駅や屋外施設などで、液晶ディスプレーによる映像などの美しい表現と、緊急情報などの文字情報の双方を1台で発信することができるようになる。
近年、増加している訪日外国人向けに様々な情報を多言語で提供するインバウンドツールとしての利用など、屋外に設置するデジタルサイネージの需要は拡大する見込みが大きい。DNPはこれまでも屋外用サイネージの開発を行ってきたが、遠くから見た際に液晶表示だけでは訴求が低いという課題があった。また、設置場所を考慮して機器をスリムにとの要望もあった。
それらの課題に対応すべく、今回開発した製品は、液晶ディスプレーに加えてLED表示部とスピーカーを搭載することで、より多くの生活者に情報を発信できるように改善し、かつ筐体の厚みを13cmとし、従来製品より同社比で約35%のスリム化を実現している。