2016年9月28日
教材のデジタル化でいっそうの配慮が求められる著作権を処理するメニューを充実
大日本印刷(株)、一般財団法人東京大学出版会、丸善雄松堂(株)は、紙およびデジタルの大学教員オリジナル教材の制作を支援するサービスについて、著作権処理のメニューを充実させた上で販売活動を本格的に開始する。
3社は2015年10月、既存の図書や学術論文、ウェブサイトの情報などを活用し、オリジナル教材の企画から編集、制作、出版、流通までを支援する「教育機関向け教材制作サービス」を開始。今回、同サービスの著作権に関するメニューを充実させたほか、教材の制作メニューと価格を体系化した。
既刊の図書や学術論文、ウェブサイトの情報などを活用し、紙とデジタルを問わず、最適な媒体でオリジナル教材を制作する支援を行う。企画から編集、校正、制作、出版、流通までの一連の流れを3社が協力してサービス提供する。
DNPが編集・校正システム、紙およびデジタル教材の作成、デジタル教材を配信するためのシステム提供を、東大出版会が教材編集・制作および著作権処理を、丸善雄松堂が大学への相談・営業窓口と権利処理済み著作物や画像・図表の提供を担当する。