2016年4月26日
共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、(株)イノーバ(東京都文京区)との業務提携を決定し、3月24日に5,005万円の出資を実施した。同業務提携により、コンテンツマーケティングと販促ソリューションを組み合わせた独自のデジタルマーケティング・ソリューションの開発を強化し、提供していく。
コンテンツマーケティングとは、自社メディアを使った集客により見込み客をウェブサイトへ引きつけ、獲得した見込み客をメールマガジンなどで管理・育成することで、最終的に資料請求や購買へつなげるというマーケティングの手法。イノーバはその要となるWebコンテンツ制作のノウハウと2,000名のライターネットワークを保有しているほか、コンテンツマーケティング用のソフトウェア「Cloud CMO」も提供している。これらを、同社が長年にわたり培った紙媒体を含めた販促ソリューションと組み合わせることで、オウンドメディアの構築から最適なコミュニケーションプランの立案、印刷物の製造・物流までの一括サービスの提供を可能にした。
今後は、コンテンツマーケティングを中心としたデジタルマーケティングと、紙媒体を含めた販促ソリューションの連動により、企業の新規顧客獲得やブランド構築、販売促進に寄与する独自のサービスを開発し、5年後に売り上げ10億円を目指す。