2016年2月1日
大日本印刷(株)は、企業に対する標的型サイバー攻撃への対策要員を訓練、養成するアカデミーの運営会社「(株)サイバーナレッジアカデミー」を3月に設立する。
新会社が運営するアカデミーでは、世界トップレベルのサイバーセキュリティ技術を持つIAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)の訓練システム「TAME Range」を活用し、日々複雑化・高度化するサイバー攻撃への対応を体験型実践演習(ハンズオン)で訓練・学習することで、未知の攻撃にも対応できるスキルを修得できる。受講者はチームを編成し、インシデント対応時に必要な動作の基本から応用までを学習する。チームで対応することの有用性を認識させることで、チーム力の醸成と向上を図り、個人のスキルアップとともにチームリーダーの養成も行う。
また、新会社では「セキュリティ技術者の訓練、養成」の他、セキュリティに関連する技術・サービスの提供、コンサルティングなどの事業展開も予定している。