2015年12月14日
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)の上海現地法人である上海凸版広告有限公司(上海市凱旋北路、以下「上海凸版広告」)は、上海沃馬商業道具制造有限公司(奉賢区金匯工業園、以下「上海沃馬」)と12月1日に業務提携を行い、今後両社が協業して中国市場における店舗開発および店頭販売力の強化などの「店舗活性化ソリューション提供」に取り組むことで合意した。
中国における流通やメーカー各社では、中級・高級品の消費拡大や内陸部の3級、4級都市への市場拡大に伴って、店舗での対面式顧客接点の強化やEC販売増加による店舗の見直し、大規模改修の活発化などの重要性が高まっている。
上海凸版広告と上海沃馬は、2005年の上海凸版広告設立以前の1998年の準備室時代から、中国の日系企業はもちろん中国国内企業や外資系企業の店舗什器・内装や店頭販売促進ツールを上海凸版広告が受注し、上海沃馬が生産するという協力関係にあった。
今回の提携により、今後予想される中国の流通・小売市場の変化に対して、両社で高付加価値な店舗活性化ソリューションを提供していく計画。