2015年11月19日
大日本印刷(株)は、慶應義塾大学の武山研究室(武山政直教授)と共同で、2011年から「サービスデザイン手法の研究開発」に取り組んでおり、現在は世の中をポジティブにするマーケット創出を目指す新手法「Design-Driven Service Innovation(DDSI)」の開発を進めている。今回、開発中のDDSI手法の実用化へ向けた内容が慶應義塾大学研究発表イベント「SFC Open Research Forum」においてポスターによる展示で紹介される。
同社と慶應義塾大学の武山研究室はこれまで、2012年に共同開発した新手法「Open Experience Journey Design(OEJD)」を国際学会で論文発表した他、同手法を活用したクライアント向けサービス「サービスデザインプロジェクト」の提供を行っている。また、DNPはこれらの活動を受けて、2013年4月に「サービスデザイン・ラボ」を設立し、生活者の価値観と企業の資産を組み合わせ、新事業や新サービス、組織のビジョンや研究開発テーマなどを創出する取り組みを進めている。