2015年10月6日
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、観光客が現地でスマートフォンなどの端末をかざすと、史跡や産業遺産などその場所ならではの情景を鑑賞できるGPS連動型コンテンツ配信プラットフォーム「ストリートミュージアム」を開発。10月中旬より本格的な販売を開始する。
同サービスは、現存の城跡や産業遺産などが華やいでいた往時の情景をユーザーの位置情報と視野に合わせてリアルタイムにCGで再現。シームレスに過去だけではなく未来都市など自由にタイムトリップできる仮想体験プラットフォームサービスである。凸版印刷独自の情報管理・配信サーバー、リアルタイム・レンダリングシステム、閲覧アプリケーションを基盤(プラットフォーム)とし、他の観光アプリなどとも連携できるAPIも提供する。共通基盤を活用することで開発コストを大幅に削減できるだけではなく、ユーザーが複数のアプリをダウンロードする手間や使い方を覚える必要がなくなる。