2015年10月1日
インバウンド対応のサービスとして運用を開始
大日本印刷(株)は、AR技術を活用し、商品をタブレット端末のカメラにかざすと商品名や説明文などを外国語に翻訳した商品パッケージを画面上に表示するシステム「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」を開発した。インバウンド対応のサービスとして日用品や食品メーカーなどに向けて、9月より運用を開始している。
同システムは、AR技術を活かし、店内に設置されたタブレット端末に特定の商品をかざすと、中・英・仏・国語などの言語に翻訳されたパッケージが端末上に表示されるシステムとなっている。
タブレット端末に翻訳された商品パッケージのデータを事前に登録しており、店頭に設置されたタブレット端末に商品パッケージの説明文などが記載されている部分をかざすと、パッケージの形状を読み取り、その商品の翻訳をパッケージ上に記載されているかのように表示する仕組みとなっている。