2015年7月3日
ハマカンゾウ
(株)DNPテクノパックは、東芝グループの東芝ライテック(株)横須賀工場(神奈川県横須賀市)が保護・育成中のユリ科の植物ハマカンゾウを30株譲り受け、自社の横浜工場(神奈川県横浜市)内に移植した。
DNPと東芝は、両社のグループ会社のうち事業所が近接する国内6ヵ所において、互いの敷地を活用した生態系ネットワークの構築や希少な動植物の生息域外保全の活動に取り組んでいる。
東芝ライテックは、三浦半島の小網代(こあじろ)の森で盗掘被害に遭っているハマカンゾウの保全活動を2012年5月より行っており、今回、2社の連携活動の一環としてDNPテクノパック横浜工場への株の移植が行われた。今後、DNPテクノパックも東芝ライテックと連携してハマカンゾウの保護・育成に取り組み、本来の生息地である小網代の森への返還を目指す。