2015年7月1日
共同印刷(株)の吸湿・吸着機能材料「モイストキャッチ」と酸素吸収フィルム「オキシキャッチICA」が、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟で材料曝露実験試料の梱包袋として使用されている。
モイストキャッチは、乾燥剤を使わずにパッケージ内部を長期間低湿度に保つことができる吸湿・吸着機能材料で、一方のオキシキャッチICAは、水分を使わずに酸素を吸収することができる高機能フィルム。
両製品のこうした特性と品質が評価されて「きぼう」船外実験プラットフォームで行われる長期曝露実験の1つである東京大学の宇宙実験「炭素質ナノ粒子の宇宙風化と星間有機物進化の実証研究」に用いる試料を梱包・保管する袋として採用された。