2015年6月2日
大日本印刷(株)とASEAN地域で広告事業を行う中央宣興(タイランド)(株)はこのほど業務提携し、東南アジア市場に進出する日本企業や現地企業向けに、ブランド戦略やマーケティング施策の立案・運用などをトータルに支援する事業を6月より展開する。
DNPは東南アジア市場において、出版や商業印刷のほか、ICカードや包装資材、BPO(Business Process Outsourcing)事業などを展開するとともに、現地での企業のマーケティング支援事業に取り組んでいる。中央宣興(タイランド)は、1963年にタイに進出して以来、東南アジアで広告関連事業を展開している大手総合広告会社で、現在7ヵ国(タイ、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、インド、フィリピン)に営業拠点を設置し、ASEAN地域での広告関連事業の拡大・強化を図っている。
両社は中央宣興(タイランド)の拠点を活用し、両社のソリューションやノウハウの共有および人材交流によって相乗効果を高め、経済成長が著しい東南アジア市場での事業を拡大していく。