2015年5月19日
大日本印刷(株)は、パロアルトネットワークス(米国カリフォルニア州)と販売代理店契約を締結し、標的型攻撃対策ソフトウエア「アドバンスト エンドポイント プロテクション Traps(トラップス)」の販売を開始する。DNPグループ会社の(株)インテリジェント ウェイブ(東京)もTrapsの販売を担当し、同時に企業向けの技術支援も開始する。
Trapsは、マルウエアと他のエンドポイント向けセキュリティ製品では防げないエクスプロイトの両方を防ぐ。標的型攻撃で使われるマルウエアには、特定の複数のプログラム手法のいずれかが使われる。パソコンにインストールしたTrapsが、この手法が使われるのを待ち伏せし、攻撃プログラムが動き出した時に、その動きを強制停止させる。
Traps動作時のCPUへの負荷はほとんどなく、さらにTrapsの更新頻度も極めて低いため、オフィスのパソコンだけでなく、店舗などでのアプリケーションやパターンファイルの更新作業の負荷が高いPOSやATM、複合機やアーケードゲーム機などの業務用機器にも適している。