2015年5月19日
大日本印刷(株)は、教育関連事業に本格的に参入する。ICT(情報通信技術)などを活用し、有識者・研究者・学校と共同で複数の実証研究を行いながら、今後求められる新たな学習環境の整備、学習方法・学習管理手法の開発のほか、ICTを活用した教育で求められる教材の開発を行っていく。
同社はその第1弾として、千葉大学の藤川大祐教授と共同で、小・中学校向けにゲームの要素を取り入れた協働学習教材の開発を開始した。大学向けには、千葉大学アカデミックリンクセンターと共同で、日本古代の「風土記」をより深く読み解くためのデジタル地図を活用した教材を開発しており、同教材を活用した授業を4月より開始している。